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 ie・naでの野菜の育て方
〜 気をつけよう!果菜の場合 〜

ie・naでの野菜の育てるのはホントに簡単なんです!液肥水を追加していくだけ・・・
でも、大きくたくさん収穫するにはいくつかポイントがあるんですよ♪  さっそくチェックしてみてね!
    
 ・根の成長に注目  ・自立しなくなったら  ・わき芽を取ろう  ・受粉作業  ・実が付かない  ・夏の水温調整


水位が高いまま栽培し続けると、栽培層から液肥水があふれ支柱穴を伝って外カバー内に漏れ出す恐れがあります。  水位は成長ごとに必ず下げてあげましょう。
水位を下げる場合、突然下げずに、1週間に1メモリずつ下げていこう!

果菜の場合、種まき時の水位はCからスタートします。

組立てのとき、液肥水を入れる前に良く確認しておきましょう。


根が緑のスポンジ(下の段)から約5cmくらい伸びていたら水位はDに、1週間経過した後、水位をEに下げましょう。

※種まきから2〜4週間が目安!(茎の高さは10cm以上になっています。)

根が伸びて、水面をゆらゆら漂い始めたら水位はFに下げましょう。
1週間経過した後、水位調節管を下がるところまで押し込んでください。

※種まきから4〜7週間が目安!(茎の高さは30cm以上になっています。)

ここからはずっと水位は一番下まで下げて栽培していきます。



根が伸び増えて、栽培層の中がいっぱいになると根と根が絡まってマット状になり始めます。こうなると、仕切り板や水位調整管付近に根が溜まりだし、水の流れをせきとめてしまう可能性があります。
そんな時は、仕切り板を外し根をなるべく気づ付けないように引き上げ、水位調節管に落ち込まないようにマット状になっているところへ押し込んであげましょう。

※根がマット状になるには、栽培から2ヶ月以上経過しています。(マット状になるまでは仕切り板を取り外さないでください。)
マット状になった根
仕切り板を外す
根はやさしく扱う




茎やツルが伸びてくると、自立できなくなり倒れてしまいます。
伸びた茎やツルは、折らないように無理をせず近くの支柱に誘引してあげましょう。
野菜が自分で立っていられなくなったら、まずはビニールテープや麻ひもなどで、支柱枠の中央からまっすぐ誘引してください。

※必要なのもの
・ie・na付属の支柱枠
・支柱(長さ120cm・太さ1.1〜1.2cm)のもの・・・4本
・ビニールテープもしくは麻ひも・・・4mくらい


>>> 誘引の仕方
@支柱枠にビニールテープを十字に結ぶ。支柱をたて支柱枠をセットする。
A茎の根元付近に、ビニールテープで大きめの輪を作る。
B茎に3〜4回絡めながら軽く上にひっぱり、@で十字した中央に結ぶ。


○正しい誘引の仕方
必要なもの
@ビニールテープを十字に結ぶ
A茎の根元に大きめの輪を作る


枝やツルが伸びてきて大きくなったら、支柱に巻き付けながら栽培してください。
一方方向に誘引すると、たくさんの収穫が見込めます。

※必要なもの
・ビニタイもしくはビニールテープ



>>> 枝の誘引の仕方
@伸びた枝を近くの固定させるため、支柱にビニタイだけを結ぶ。
A結んだビニタイの端で輪を作るように、枝を誘引する。

※折れやすいので、ゆるやかに枝を傷つけないように気を付けて!


すべての枝を一方へ誘引
必要なもの
@まずは支柱に固定
A輪を作って枝を誘引


欲張ってわき芽を取らずに栽培すると、液肥水の吸収が激しく給水を頻繁に行うことになります。収穫数は増えますが、小さな実ばかりで大きく成長しません。
わき芽がたくさんついていると、わき芽に栄養分が吸い取られ液肥ばかりが減っていきます。
枝は3〜4本立てで栽培するのが良いでしょう。


主軸から横に伸びようとする側枝
わき芽がたくさんある時は摘み取る


特に室内で栽培中の方は、通常の受粉に使われる虫や風の影響を受けないため、人工的な受粉が必要な場合があります。受粉を忘れると結実しません。
受粉には、自家受粉と他家受粉があり、他家受粉の場合は花を揺らすなど、人工的な授粉が必要です。
(品種により、自家受粉と他家受粉があるので、各自お調べください。)

※ie・na付属のプチトマト(ネネ)は自家受粉ですので、受粉作業は必要ありません



>>> 受粉の仕方
●指で軽く弾く
●筆を使う
●受粉用の機械を使う  ほか・・・

(雄花と雌花があり受粉に特徴があるものがあります。各自でお調べください。)




指で弾いて受粉しています


受粉したのに花が枯れ落ちてしまい、実が付かない場合は日照不足の可能性があります。
自家受粉なのに実が付かない!もしくは受粉をしたのに花が落ちてしまう!
実はこれ!
日照不足が原因の可能性が・・・

室内でも日の当たるところであれば果菜でも栽培できるのですが、屋外で直射日光に当てて栽培した物に比べて、野菜の成長、葉っぱの大きさ、緑の濃さ、収穫量までもが大幅に変わって来ることが分かりました。

果菜はできるだけ直射日光に当てて育てた方が、元気でおいしい野菜に育つんですよ!

花が咲いた後、落ちてしまった様子


真夏は気温も上がり夜もあまり下がらないので水温も上がったまま、野菜栽培には適さない温度までになる場合があります。水温が30度を超えると危険信号です。
野菜栽培に適した水温は、種類にもよりますが20〜30度です。
真夏の昼間気温が30度を超えたり熱帯夜が続く場合は、水温も30度を超えています。
水温が30度を超えると、根に負担がかかり野菜成長を妨げ、害虫や病気にもかかりやすくなります。水温を下げる工夫をしましょう。


>>> 水温の下げ方
●床に直接設置せず、スノコや台車、ブロックなどの上で栽培する
●夜間に給水口を開けておく
●食品保冷剤を液肥タンクに入れる(※液肥水タンクに入れよう!)
●日中、ie・na本体に直射日光が当たらないように影を作る。
 ほか・・・


※水温を下げるのは保冷剤が一番効果的ですが、根元に直接入れると野菜がビックリして枯れてしまう恐れがあります。必ず、一番下の液肥タンクに入れましょう。

※スノコやキャスターを使い、
底面の風通しを良くする。



※夜間に保冷剤などで水温調整を・・・
(液肥タンクに入れる)


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