まず購入前に考えること・・・
それは、ie・naではどんな野菜が栽培可能なのか?自分の育ててみたい野菜は出来るのか?不安ですよね!
ie・naは屋外でも室内でも設置可能な設計になっていて、太陽がサンサンと必要な実のなるお野菜(果菜)でも、暑さに弱い葉っぱのお野菜(葉菜)でもどちらでも栽培可能な優れたデザイン。
だからと言って、どこでもどんなお野菜でも育つわけではありません!
|
お野菜には大きく分けて2つに分類できます。
土より上に実や葉が出来るもの!
土の中に出来るもの!(根菜類)
ie・naで栽培できるものは、土より上に実や葉が出来るものです!
|
残念ながら、根菜類はie・naや水耕栽培では、まだまだ収穫することが難しいんだよね・・・ |
|
土の上に出来る野菜たち○ |
土の中に出来る野菜たち× |
|
果物=樹木になる実。
樹木になる果物は収穫までに数年かかることもあり、幹が太くなり、根も大きく張るため、ie・naでは栽培出来ません。
果物全般が栽培できないのではありません。
ツルになるメロンやミニスイカやイチゴなどは収穫可能です。
|
ie・naは樹木を支えるほどの強度はないんだよ。残念・・・ |
詳しくはこちらどんな野菜ができるの?
|
|
水で育てるんだもんいつでも野菜が育てられるんだよね♪
じゃぁ、いつ種まきしても大丈夫でしょう???
|
それは、設備の整っている工業用の水耕栽培のこと!
ie・naは家庭用の栽培キットなので、基本的には土で育てるのと同じ時期に種まきをするのが一番です。
ホームセンターなどで購入した種の袋に書いてある種まき時期を守りましょう♪
室内で育てる葉菜は、ハウス栽培に似ています。
一定の温度としっかり影の出来る日当たりのいい場所なら、1年中栽培が楽しめるでしょう♪
(※極端に低温や高温にならないように気を付けましょう)
|
果菜は特に種まき時期を守ろう♪
種まき時期がずれると、成長期に害虫や病気にかかりやすいぞっ! |
詳しくはこちらどんな野菜ができるの? |
野菜の種類や育てる地域によって種まき時期が異なります。
袋の裏の↓こんな表示を参考にしよう♪
|
さてさて、栽培できるお野菜が分かったところで、次に心配なのはie・naをどこに設置したらいいのか?栽培場所に困りますよね!
先に説明した通り、ie・naは屋外でも室内でも設置可能。
しかし、栽培するお野菜によっては太陽をサンサンと浴びて美味しくなるものと、やわらかい日差しのなかでぬくぬく育つものとに分かれます。
|
|
いくよさんからのとっても役立つ栽培POINT@は ”日当りと影”
その場所は日当り良好ですか?
アクア栽培にとっての「日当り良好」とは、影がくっきりと出るようなことを示します。
薄っすら、ぼんやり出来る影では日当り良好とは言えませんよ! |
|
実のなるお野菜は、大きく甘くなるのに太陽の日差しがたっぷり必要なんです。屋外の朝からしっかり太陽が日差しが当たるところで栽培するのがベストです◎
方角は、東〜南〜南西に! (※西〜北は栽培に不向きです。)
西日はお野菜にとって、成長するための日差しではありません。
|
雨水で液肥が薄まらないように、
屋根のある雨水が直接かからないところ!ベランダや軒下がいいと思うよ♪ |
詳しくはこちら野菜の育て方 |
しっかり影が出来るような、日当たりのいい場所で育てよう!
トマト、キュウリ、ナス、かぼちゃ、スイカ、メロン他
※キャベツ、ブロッコリー、白菜など
★屋外で栽培するときは、外カバーの底にある水抜き栓を外そう!
|
葉菜=葉っぱものの野菜。
葉菜は暑さに弱いものが多いため、室内の日の当たるところでぬくぬくと育ててあげるのがベストです◎
暑さに弱いからと言って、日陰では育ちません。しっかり光合成をさせてあげましょう♪
方角は、東〜南〜南西に! (※西〜北は栽培に不向きです。)
西日はお野菜にとって、成長するための日差しではありません。
|
お野菜にとって日照不足が大敵!!!
その場所って、しっかり影が出来るところかなぁ?
|
詳しくはこちら野菜の育て方 |
しっかり影の出来るような、明るい窓際がいいでしょう!
サンチュ、サラダ菜、サニーレタス、バジル、春菊、水菜など
★室内で栽培するときは、外カバーの底にある水抜き栓は付けておこう!
|
育ててみたいお野菜と設置場所が決まったら早速購入してみよう♪
|
|
さぁ!種まきだ〜
いざ種まきをするとなったとたん、プレートが2枚あるぞ!!!果菜プレートと葉菜プレート・・・どちらにまけばいいのかなぁ???
|
実のなる野菜は上に大きく育ち、収穫までには支柱が必要になってきます。
大きく育つお野菜を支えるのは太い茎と根っこ!
1粒の小さい種から、こんなになるとは思わない太い茎で育つのです。
そんな太い茎と大きく張った根っこを支えるのが、果菜プレートと果菜鉢なんです。
|
種が小さいからと言ってたくさん育てよう?!
なんて考えは絶対にやめてね×
|
詳しくはこちら野菜の育て方
|
成長30cm時点の千両ナスの茎元、収穫はまだまだ先!
1粒の小さな種だったのに、鉢カバーの穴を半分も占領してるぞ!
トマト、キュウリ、ナス、かぼちゃ、スイカ、メロン他
※キャベツ、ブロッコリー、白菜など
果菜鉢と黄色いスポンジで育てよう♪ |
葉菜=葉っぱものの野菜。
葉っぱを収穫するもの(サンチュ・サニーレタス・バジルなど)や、茎の細いお野菜(水菜・ほうれん草・春菊・ルッコラなど)は、葉菜プレートで育てよう♪
|
5つの白いスポンジで収穫量もたくさん!
|
詳しくはこちら野菜の育て方 |
水菜・春菊・ほうれん草・ルッコラは1つのスポンジに5粒くらい
※発芽しない種も出てきます。
|
サンチュ・サニーレタス・サラダ菜は1つのスポンジに1粒で育てよう!
大きな葉っぱを収穫する場合、種をまきすぎると隣の葉っぱが邪魔して悪影響。茎も思った以上に大きくなるので要注意!1苗で育てよう♪
|
そういえば、何粒まけばいいんだろう???
野菜を育てるのも初めて!アクア栽培も初めてなんだもん、種を何粒まけばいいのかわからなくて当然!!!
果菜やサンチュは茎も大きくなるから、スポンジに1粒だけまけばいいんだよね???
|
種にも良い子もいれば悪い子もいるんです。
発芽には約2〜14日くらいかかり、待っても待っても芽が出ない!!!ってこともしばしば。
この2週間を無駄にしないためにも、果菜やサンチュやサラダ菜などは、2〜4粒まいて5cmくらいまでは一緒に成長させよう!
|
間引きは、残す苗を傷めないようにゆっくり優しく抜き取ろう♪
|
|
元気な1本だけ残して、他は間引き(ゆっくり引抜く)しましょう♪
果菜の種は、黄色スポンジの切れ目に少し差し込んで蒔こう!
|
葉菜=茎が細くすらっと成長する葉菜は、4〜5粒まいてそのまま育てよう♪
全部発芽すればラッキー!
2〜3粒しか発芽しない種類も出てきますが、気にせずに育てましょう♪ ※サンチュやサラダ菜などの大きな葉っぱは果菜と同様、5cmくらいまで育てて間引きしよう♪
|
種が多すぎると大きく成長する時期に、
隣の葉っぱが邪魔するんだなぁ・・・
困ったもんだ。
|
|
種にも個性が!!!発芽しない種や、発芽が遅い種もあります。
葉菜の種まきは、スポンジの上に乗せるだけ!
種まきの後、初めだけ種を少し湿らせてあげよう♪
(※1度だけ水をかける!) |
|
|
ie・naの本体にはどのくらい液肥が入るんだろう?何リットル液肥を入れればいいんだろう?
水は何リットル?液肥はどれくらい?
入るだけいっぱい適当に入れちゃおっかなァ〜 |
|
いくよさんからのとっても役立つ栽培POINTAは ”水の音”
栽培槽から落ちる水の音は、アクア栽培にはとっても重要なポイントになります。
液肥水が落ちるときに、酸素も一緒に液肥水の中に運んでくれるんです。
液肥水の中に酸素が十分に含まれていると、野菜の成長も早く、大きく成長してくれますよ♪
※注意:MAXまで液肥水を追加すると、"水の音"が聞こえなくなりますよ! |
|
ie・na本体に入る水の量は、MAX約20リットルです。
アクア栽培をスタートするに当たり、初めに用意する液肥水はMAXではなく、15リットル程度がちょうどいい量になります。
というのも、種やまだ小さい苗の状態では液肥はそんなに減りません。
いつも新鮮な液肥を保つためにも最適な量から始めましょう。
|
液肥の量は、水3リットルの対して、キャップ1杯の比率で薄めるとわかりやすいかな?!
|
※1リットル追加の時は、液肥A・Bキャップ1/3杯づつ
※2リットル追加の時は、液肥A・Bキャップ2/3杯づつ |
液肥は500倍に薄めましょう!
液肥水の作り方 (※液肥水=水+液肥A+液肥B)
※この量でスタートしよう♪ |
液肥は毎日交換するの?いつ追加すればいいんだろう?
苗はまだまだ小さいし、うきも”0”になっていないから大丈夫なんだよね?!大きくなったら足せばいいんじゃないの? |
ie・naはモーターで液肥水を循環しているため、液肥水が澱んだり、腐ったりする心配はありません。
種まきから苗のうちは液肥水はほとんど減りません。
初めの15リットルが減ってくるのは、約1カ月後からなんですよ。
それからは育てている野菜によって違いが出てきますが
果菜=実のなるお野菜なら収穫前には2〜5日に1度の追加が必要に!
葉菜=葉物野菜は約2週間に1度の追加で大丈夫でしょう♪
|
モーターが水面から顔をだしていたら、追加してあげよう♪
栽培槽から落ちる"水の音"を聞いてみて♪いつもより大きく聞こたら注意しよう!
|
|
追加のポイントは、モーター本体が水面から顔をのぞかせていたら追加しよう♪
追加は3〜6リットルがベスト◎
※長期間(3〜4日)お出かけ予定の方は少し多めに入れておこう♪
(それ以上お出かけの方はコチラを参考に!) |
|
人間も夏は暑くて具合が悪くなることあるけどお野菜も同じ!
果菜は太陽の日差しは大好きなんだけど、夜も25度以上なんて熱帯夜はやっぱり苦手・・・
アクア栽培に必要な3原則!快適な日光&液肥の水温&風通し・・・ |
夏に屋外で栽培中の果菜は、遮光ネットや寒冷紗などで遮光してあげよう♪(※遮光率が30〜40%のものをご使用ください。)
午後からの熱い日差しを30%くらい遮光することで、日中の日焼けや水温の上昇も抑えられ、夜も快適に迎えられます。
真夏の時期の植物は、乾燥すると害虫が付きやすく病気にもなりやすいため、葉や茎にも霧吹きや霧状のシャワーなどで水をかけてあげましょう♪
|
かけすぎは液肥水が薄まる原因にもなり、成長を遅らるので要注意!
なにごともやりすぎは良くないのだ・・・
※よしずやすだれは、日光を遮断しすぎます。日光不足になるので要注意!
|
|
遮光して水やりを忘れずに!液肥水は切らさないようこまめに追加しよう♪
種まき時期を逃さずに旬のお野菜を栽培しましょう♪ |
夏の日差しは果菜の大好物♪とはいえ、当たりすぎるのも日焼けをしたりで注意しなければいけません。
特に、アクア栽培や水耕栽培にとって一番重要なのは水温!
果菜の日中の最適水温は20〜30度。
葉菜の日中の最適水温は18〜28度。
屋外で直射日光が当たっているie・naは水温も上昇しがち。
春や秋は水温も上がりにくく、上がった水温も夕暮れとともにしっかり下がってくれるので、人もお野菜にとっても体調管理が出来て翌朝はしっかり元気になれるんです。
でも夏は、朝から熱い日差しをいっぱい浴びで水温も上昇!
日が落ちるのも遅いうえに、夜中も25度を超える熱帯夜が続く・・・
そんな日が続くと、人もお野菜もぐったり、体調を壊してしまいます。
|
日中水温を上げないように工夫を!
夜は保冷剤などで液肥水を冷やすのも効果的ですよ〜
|
|
真夏の水温管理は、まず上げないように努めるのがポイント!!!
ie・naを直接アスファルトの上に置くのではなく、すのこなどを敷き、
床との間に風を通してあげましょう♪
(※コマの付いたものなら、お掃除や移動にも役立ちます)
ダンボールなどで、大きくなった果菜の根元〜ie・na本体を
影になるようにするのも水温を上昇させないポイントです。
|
野菜栽培に必要なのは、日光と液肥と風通し。
収穫前の果菜には、大きな葉っぱもたくさん茂っています。
葉っぱは光合成に必要ではあるものの、実にとっては日光や風通しを防ぐ少し邪魔な存在でもあるんです。
ある程度、葉っぱを摘み取って風通しを良くしてあげましょう♪
|
|
あまりにも風通しの悪いところなら
小さな扇風機(ファン)で風を当てるのも
いい方法かもね♪
|
|
|
いくよさんからのとっても役立つ栽培POINTBは ”風通し”
適度な風通しがお野菜には必要!
大きな葉っぱが重なり合っていると、風通しが悪く実が腐ってしまいます。
適度に葉っぱを切り取ってあげましょう♪ |
|
真冬に育てるお野菜は、気温が下がるとお野菜が甘くなると言われます。
それは、大きくなった収穫前のお話!
苗が小さいうちは人間と同じで、暖かいところで育てるのが一番!成長も早く大きく育ちます。
そんなポカポカアイテムは・・・ |
秋〜春にかけて育てるお野菜(豆類、キャベツ、白菜など)は、小さいうちはやっぱり寒さに弱いもの!少し大きくなるまでは室内で育てるのも良いでしょう◎
室内で栽培できない場合はやっぱりベランダや屋外で育てるしかない!
そんな時は、ie・naについている支柱穴に支柱を立てて簡単ビニールハウスで寒さを乗りきろう♪
大きく透明なビニール袋と輪ゴムがあれば出来上がり!
空気の流れが出来るように下は3か所程度、テープなどで止めるだけ♪
それでも寒く、水温が上がらない場合は、熱帯魚の飼育に使われる水温を上げるためのヒーターで対応してみましょう♪
|
密封は禁物!
風通しは良くしておこう♪
|
|
透明な袋で冬の貴重な日差しをキャッチ!冷たい風から身を守る!
種まき時期を逃さずに旬のお野菜を栽培しましょう♪ |
ie・naで野菜を栽培して、『今日のうちの子』で自慢しちゃいましょう♪
|
|
いくよさんは皆さんのお役に立てたでしょうか?!
アクア栽培のコミニティサイト〔イエナーズ〕では、
マスコットガールのイエナちゃんといくよさんが皆さんのお役に立てるよういろんなお野菜を栽培中♪
現在栽培中のお野菜の経過を、イエナちゃんのブログで公開しています。お楽しみに・・・【イエナと笑おう】 |
|